Entries from 2021-11-01 to 1 month
野党共闘の伸び悩み 2 改憲派を育てた平成時代 www.nikkanberita.com 今の政治について、自分なりに思っていることを書いてみました。
大学時代にフランス語を教えて頂いた三野博司先生が、今年4月に新訳で出版されたカミュの「ペスト」。年末の今頃だけれど書店で入手しました。70年ぶりの新訳とのこと。折しも新型コロナ感染と重なってこの本が話題になっていたところですが、しかし、そもそ…
ソフィ―・ビュニクさん(↓)。 フランスから来日した地理学者、ソフィー・ビュニクさんのレポートの翻訳3回目です。ビュニクさんは、高齢化が都市にどんな影響を与えるかを研究している地理学者で「縮退都市」が専門ですが、幅広いテーマを持っています。ご…
「移民」と言う時に、英語では方向によって英単語が異なっています。 ●外国への移民(流出するイメージ) emigrant ●外国からの移民(流入してくるイメージ) immigrant これに呼応するように動詞形も違っています。英語ではベクトルで言葉が分かれていながら…
前回に続いてソフィー・ビュニクさんのレポートの翻訳2回目です。 「パンデミックで悪化した階級間の壁 ~フランスにおける新型コロナ感染症対策の自宅閉じこもり違反者の報道から~ 2回目」 ソフィー・ビュニク 「Des barrières entre classes aggravées p…
これは私、村上のブログではありますが、フランス語圏と英語圏のニュースを見るのが目的で、比較文化的な視点で世界を見るブログにしたいと思ってきました(未だ満足なページにできておりませんが・・・)さて、私の怠慢で、この夏にご寄稿いただいていたフ…
先日、アルジェリア人の放送局のレポーターのアブデルマジド・ベンカシ氏から彼の故郷であるカビリー地方などで起きた大規模山火事で焼け出された人々へ毛布などを送るための支援の要請がありました。冬が来る前に、ということで何か私にもささやかながらで…
フランスのゴンクール賞と私くらい、ある意味で距離のあるものはないかもしれません。ですので日本における学生が選ぶゴンクール賞のZOOMの準備会議をウォッチさせて頂いた時、大学の仏文科の教授の方々には「大学の外部の人間として、あるいはメディアの立…
ゴンクール賞と言えば日本の芥川賞みたいなフランスで最も権威のある文学賞です。実はゴンクール賞にはゴンクール賞の委員会がある段階までセレクトした本を土台にして、そこから高校生たちが選考する「高校生が選ぶゴンクール賞」という部門があります。フ…
安倍首相退陣後の重要な機会となった今年の衆院選は自民党の勝利で終わり、野党共闘は政権を取れなかったばかりか、第一党の立憲民主党は議員を減らす結果となった。最近のインターネット政治時評を見ると、連合が共産党との共闘を嫌がっていることが指摘さ…
コロナ禍はいろんな意味で、日常に変化をもたらしています。私の場合も変化は1つに限定されませんが、外国語を扱うことが多い中で確実に意識が変わったのは、正しい発音を学ばないといけないなあ、と思うようになったことです。今まで外国人とはメールやSNS…
昨日、私は久しぶりに以前書いていたインターネット媒体の「日刊ベリタ」に一文を投じました。私の知っている政治学者が、私よりも数歳若い人ですが、野党共闘活動で疲れて若い人にバトンを渡したい云々とツイッターに書いていた事にいささか疑問を感じたこ…
最近、引き出しなどを整理していたら、虫眼鏡がこれだけありました。その多くは100円ショップで買える類なのですが、なんでこんなにあるかと言えば、辞書の文字が小さく感じられることが増えたことにあります。その時々で手元にないと買い足したりした結果が…
昨日の総選挙、再び自民党が大勝しただけでなく、補完的野党の維新の会も大幅に勢力を拡大しました。野党共闘に期待した人は当てが外れてがっかりでしょう。この背景には自民党が自ら安倍、菅と辞職し、一番野党色のある岸田総裁を選んだことで、総選挙を先…