1994年に発生したルワンダのツチ族に対する大虐殺に関して、フランスは共犯ではないまでも重大な責任があるという結論を歴史家の検証委員会が答申したことを以前書きました。マクロン大統領の元で行われた検証です。これに関して、フランス24ではラジオフランスアンテルナショナル(RFI)とともに、1993年から1995年まで首相をつとめていたエドゥワール・バラデュール元首相をスタジオに呼び、責任についてインタビューしています。バラデュール元首相は結論に反対だという論調ですが、こそこそ逃げ隠れせず、答えている所は立派です。一義的な責任は外交を分担する大統領であり、当時はミッテランですが、すでに死亡しているので、内政面が主な担当であるバラデュール氏が政府の代表としてミッテランの替わりに呼び出されたのです。