「ニュースの三角測量」

ニュースを日英仏の3つの言語圏の新聞・ラジオ・TVから読んでいきます。アジア、欧州、アメリカの3つの地点から情報を得て突き合わせて読むことで、世界で起きていることを立体的かつ客観的に把握できるようになります。それは世界の先行きを知ることにもつながると思っています。時々、関連する本や映画などについても書きます。

50歳からの人生 余生ではなくなった時の対処法とは? フランスの女優たちが立ち上げた「50のトンネル」運動の代表に聞く

 50歳と言えば昭和時代はもう仕事も退職前の最終段階で、ある種の人生の完成の時期でした。もちろん、大学進学率は低く、結婚ももっと早く、子供も若くして作っているから、50代ともなれば孫が何人もできている人が多かったのでした。父になり、祖父になる。そんな人生設計だと、成熟もまた必然的に早かったのです。40代半ばで子供の人生の選択に親として立ち向かう必要がありました。

 その後、経済が比較的豊かになって学生時代が延びたり、本当の仕事を定める前にいくつか職業体験をしたりする。さらには結婚も遅くなり、結婚をしない人も増えてくる・・・年をとっても食事の改善や医療の進化、健康情報やサプリメントなどの充実などで昔よりは肉体的に若々しい人も増えてきた。女性はとくにそうです。かつては閉経するともう女ではない、という風に見られたものです。今はそんな意識は遅れたものになりつつあります。男優でも禿げても映画で主演として活躍する人が出てきました。こんな形で平均寿命が延びるとともに、人生の形も意識も大きく変わっているのですが、社会の中には昭和時代のままになっている制度がたくさん残っています。ここでフランスに目を向けてみます。

  フランスには「50のトンネル」という社会運動があります。AAFAという新しい俳優組合の中の女優たちが中心になって立ち上げた運動です。50歳を超えると女優は(男優に比べても)映画や舞台での出演の機会が大幅に減少してしまうということの不当さを問う運動です。フランスと言えば成熟した女性が生き生きとしている国、カトリーヌ・ドヌーヴやナタリー・バイ、ジュリエット・ビノシュみたいに成熟した女優が活躍できる国、成熟した女性が愛される国という風に頭に植え付けられたものが私にはあるのですが、フランスの女優たちからすると、<いや全然そうじゃない>ということになるのです。一握りの女優はそうだとしても、日本で公開されないような映画もたくさんありますし、舞台は地方の小さな劇場も含めてたくさんありますので、その全体を見ると違ったものが見えてくると言うのです。

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フランスの女優たちが立ち上げた「50の(女優の)トンネル」 ( © Tunnel des 50 )

 

 現在、「50のトンネル」に参加している俳優組合AAFAの俳優は約40人。女優だけでなく男優も参加しています。上の写真は最近のものですが、男優の姿もちらほらしています。そして、25歳から30歳の若い女優もこの委員会に参加し始めたと言います。つまり、この運動は今、50歳以上の女優たちだけでなく、将来50歳以上になる若い人々にとってもいつか必ず訪れる問題と認知されつつあるのです。ですから、このテーマを単なる<今そこにある世代間の葛藤>という風に矮小化すべきではありません。敵は若い女優ではない、というわけです。さらにまた、敵は同年代でも女優よりは比較的仕事のある男優でもない、ということになります。

  私は4年前ですが、AAFAの中に「50のトンネル」委員会を立ち上げた代表のマリーナ・トメさんにインタビューを行いました。以下がその時のものです。今回4年ぶりに読み返してみると、当時あまり意識できなかったことがあることに気がつきました。たとえば外見のことです。外見が若い女優と同様に若いから出演させろ、と主張しているわけではないんですね。そうじゃなくて、年を取ると相応の社会での存在感があり、それをもっと重視せよ、と訴えているんですね。そこには女優が生きてきた人生や経験が集約されるとともに、社会において生きてきた人々の経験もまた集約されているのです。その意味で、この運動は女性の運動であるだけでなく、年齢をめぐる社会の考え方を問う意味で洋の東西や男女を越えた普遍的なテーマだと感じています。

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代表のマリーナ・トメさん(写真はFacebookから)

50歳以上の女優にもっと出演の機会を!俳優たちが自ら立ち上がる 「50歳の女優のトンネル」委員会リーダーのマリーナ・トメ氏に聞く Intreview : Marina Tomé  (l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans)

  1月6日にパリで「50歳以上の女性たちの奇妙で不思議な運命」と題するシンポジウムが開かれました。50歳以上の女優が映画やTVなどに登場する機会が不自然に少ないことに抗議の声を上げるものでした。そして、その原因や対策を俳優のほか、社会学者や心理学者など多彩な識者とともに議論したのです。シンポジウムを主催したのはAAFA(フランスの俳優組合)の「50歳の女優のトンネル」委員会です。リーダーは女優のマリーナ・トメさん。名匠セドリック・クラピッシュ監督の作品に多数出演しているほか、今年2月にフランスで封切られる予定のマニュエル・サンチェス監督の”La Dormeuse Duval”では俳優のドミニク・ピニョン氏と共演しています。また、自ら演出家としてもパリで活躍中です。今回、この運動についてマリーナ・トメさんにお話をおうかがいしました。

(以下はトメ氏へのインタビュー)


Q (村上)50歳以上になると女優の出番が少なくなる「50歳の女優のトンネル」という問題がなぜフランスにあるのでしょうか?日本人はフランスでは一般に成熟した女性が好まれると考えられているからです。この問題は誰が引き起こしているのでしょうか?脚本家なのか、それともプロデューサーなのか、あるいは?

A  この質問への答えはとても複雑なものになりますね・・。でもすでに私たちは問題を指摘することができます。私たち女優の体験から50歳以上の女性はドラマで登場する機会が少ない、ということを私たちは冷徹に感じているんです。ええ、フランスではドラマにおいてですが、女優は45歳から50歳くらいまでは登場します。でも50歳以後となると、ゼロではない、というくらいですよ、せいぜい。そしてようやくお婆さんの役が新たにもらえる65歳まではほとんど干されているのです!
 最近出てきたものにこういうジョークがあるんですよ。「女たちは50歳になると特殊な超能力を身に着ける。透明人間になるんだ。とくに映画の中でだよ」このことは私たちが企業社会で「ガラスの天井」と呼んでいるものと通底しています。男たちは50歳を過ぎると非常に高い地位に就くのに反して、女たちがそこにたどり着くには非常に苦労する、ということです。
  その結果、映画でもテレビでも50歳以上の女性が見えなくなっています。私たちの主催した円卓会議に参加した社会学者のメリッサ・プティはシニアや老いの問題のスペシャリストですが、こう発言しています。「一般に女性の場合、現実社会における女性の重要性と比べると、メディアでその活躍が描かれる割合は少ないんです。50歳以上の女性の場合はそのギャップは一層深刻化します」
  映画産業における性差別主義は、若さ偏重主義と結びつきます。マチュー・アルボガストは社会学者で、TVの警察モノの番組で50歳以上の女性がどう描かれているかに詳しいのですが、こう語っています。「テレビでは50歳以上の女優の出演はとても少ないです。彼女たちはマイノリティの中のマイノリティです。年齢に関して言うなら男優と女優の間には大きな差があります。男優の場合はあらゆる年齢で役割があるんです。その一方、女性の場合は多くの場合、若い役に集中しています」

Q 「50歳の女優のトンネル」にどう立ち向かうのですか?

A  私たちは50歳以上の女優が見えなくなってしまうことを問題にしています。INSEEの2016年の統計では今日、フランスでは成人女性の2人に1人が50歳以上なんです。それなのになぜ、私たちは映像では出てくることが稀なんでしょうか。50代の女性は現実では美しく、善良に存在しているにも関わらず、なぜ映像から外されてしまうのでしょうか。AAFAの「50歳の女優のトンネル」委員会では1年をかけてリサーチを行い、張り切って取り組んできました。問題点を挙げるのですが、しかしながら、業界の沈黙の掟の前で立ち止まるのが実情です。だからもし、AAFAの「50歳の女優のトンネル」委員会の活動が女性の権利担当大臣によって承認されれたなら私たちの目的であるところの、見えない存在となっている50歳以上の女優を見える存在としてアピールできるチャンスとなりうるのです。そこでは性差別への闘いが行われているわけです。
  私たちにはやる気があります。ドラマ(フィクション)の世界の中で何度も再生産されている年齢に結びついたステレオタイプの性差別に光を当てることが大切です。私たちの目的はこのドラマの世界でカーソルを動かして50歳以上の女性の登場する機会を増やしていくことにあります。それは私たち女優のためだけではなくて、女性全てにとって大切なことです。なぜならそこに社会の縮図があるからです。表現されないものは存在しないのです。
  私たちの子供たちにはロールモデルが必要です。娘たちには50歳の女性のロールモデルが必要なんです。50歳の女性の姿を通して娘たちは自分のアイデンティティを育んでいけるのです。私たちの社会にとってはドラマの中で50歳の女性が今日どのような存在であるかを見ることができることが重要なのです。彼女が何に似ているのか、どんな考えを持っているのか、肉体はどうなのか、どんな経験をしているのか、といったことです。また、若いというわけではないが、老いているというわけでもない存在。そして、その年代の女性がどんな夢を持ち、どんな陰影を持ち、どんな恐怖を抱き、または大胆さを持っているか。これらすべてを持った複雑な人間なのです。50歳の女性に与えられるドラマの中の配役は常識通りのままなのか、それともこれまでの通念を打ち破るのか、あるいはさらなる進化を求めるのか?ということです。

Q どのようにして「50歳の女優のトンネル」という問題に取り組むグループが生まれたのでしょうか?


A  2年前にAAFAを設立した勇気ある俳優のグループに私も加わりました。そして1年前に私はその中に「50歳の女優のトンネル」という委員会を立ち上げました。この委員会のメンバーは40人です。大半は女優ですが、一部男優もいます。彼らも私たちと同様に、50歳の壁を前に登場の機会を失っていく自分のパートナーや同僚たちのことを心配しているのです。これが「50歳のトンネル」です。

Q これまでどのようなことをしてきましたか?

A  ビデオによって問題提起を行うキャンペーンを行いました。ソーシャルメディアを通して拡散しています。スアド・アミドゥがシナリオを書いて演出しました。
  俳優のための社会保障組織であるAudiensにより俳優を対象としたアンケート調査が行われました。パスカル・ドゥニザーヌが医師、社会学者、俳優とともに、俳優の活動状況などに関する調査を行ったものです。私たちと協力しているFemme Majusculeと共同で、ドラマの世界で50歳以上の女性が登場することに関するアンケートを市民を対象に行いました。関わってくれたミュリエル・ルースに感謝します。
  私たちの大きな行動として、今年(2017年)1月6日の午後5時からCinéma des Cinéastesでシンポジウムを行いました。「50歳以上の女性たちの奇妙で不思議な運命」と銘打ち、協力者たちである俳優たちを招きました。またその外にも、社会学者、映画の研究者、心理学者、キャスティング担当者、映画監督、シナリオライターなどが参加しました。私たちは現状についてリストアップし、状況がどのようなものであるかを示し、さらにこの50代の女性が不可視の存在になる現象について検討しました。いったい何が原因でこの問題は生じるのか、その無意識かつ集団的な理由を論じたのです。そして社会が進歩しているにも関わらずなぜこの問題が長続きしているのか。最終的に私たちは今後可能な行動のプランを得ることができました。
  これらの行動を行いつつ、私たちは女優としての仕事も続け、仕事上で勉強すべきことも多々あり、随分大変な作業でした!しかし、問題を仲間と共有することは大きな喜びでもありました。というのも、被害者であることから、今では闘士として立ち上がったのですから!!

Q あなたの戦友(闘いの仲間)について話していただけますか?

A  この質問をしてくださったことに感謝します。私がこの委員会を立ち上げ行動するにあたって、疑う余地もなく、メンバーの40人すべてが頑張りました。そのおかげで今日運動の大きな広がりが出てきたのです。メンバーの一人一人が私たちの建造物に石を1つ1つ運んできてくれたのです。

  確かにそうではありますが、中でも一人とりわけ寄与してくれた人について語りたいと思います。それは私の戦友であるカテリーヌ・ピファレッティです。彼女は1年前に私にソーシャルメディアを通してコンタクトをしてきました。ちょうど私がThéâtricesのメリナ・ケルーフィの驚くべきブログに書かれていたまさにこの50歳以上の女優のことについてインタビューに答えた後のことでした。ピファレッティは当初より広報の仕事について話していました。そして、実を言えば私が面倒だと思って逃げていたその任務を自ら引き受けてくれたのです。
  とりわけ今月の円卓会議の発案者はピファレッティで、何ヵ月もその実現に向けて努力をしてきたのです。彼女はもちろん第一に女優なのですが、同時に素晴らしい女性であり、この委員会の目標のために深く身を投じてくれました。私欲のためではなく、卑怯なことはしません。知的で、驚くべき的確な行動力を持っています。見通しのある人であり、働き者で、寛大で、さらにひょうきんで、聡明で本当に有能なんです。
  ピファレッティには私にはない素晴らしい資質があります。それはスイスの外交官とも言うべきものです!みんなで一生懸命よく作業を行い、道を拓き、前進しました。互いに率直に、素早く意見交換を行い、遠回りすることもなく、そしてよく笑いました!!とても美しい出会いです。他のメンバーには嫉妬しないでもらいたいのですが、AAFAの「50歳の女優のトンネル」委員会はピファレッティに多くを負っています。彼女に感謝をすべき時です。その機会を与えてくださったこのインタビューに感謝いたします。

Q もし可能でしたら、このテーマに関してご自身の女優としての経験をお話いただけるでしょうか?

A  シモーヌ・シニョレは「年齢とともに男は成熟し、女はふける」と言っていました。そこで私はその具体的な意味が何かを自分なりに考えてみました。それはつまり、老いた女のクローズアップは醜く、成熟した男のクローズアップは美しいということなんだろうか、と。思うに、映像の世界の女には2つの選択肢しかありません。実年齢的に若いか、年をとっても若くあり続けるか。年齢を隠すということが勝利であるかのように見なされ、年相応であることは違法行為であるかのように見なされる、こういうのは不条理だと思います。また暴力的ですらあります。一番最近私が受けたテレビの女優の仕事では私の役は「50代、性別は問わず、年齢不詳」と書かれていたんですよ。
  ・・・私は不幸ながらも自分のベストを尽くしました。私はその番組に採用されたのです。50歳の女性はドラマでは出番があまりありません。私たちの精神はその欠損を前の時代から続いている通念で埋め合わせてきたのです。そして最近、私には別のキャスティングの機会がありました。60歳のロザという役です。ラブームでドニーズ・グレイが演じたような、孫に甘いお婆さんの役なんです。しかし、ド二-ズ・グレイが映画「ラブーム」に出演した時は83歳だったのですよ!60歳ではありません!! 今日の50代は昨日の50代とは関係がないのです。このような状況を変えるためには、ドラマの中に出てくる女性のイメージを変革することが必要なんです。

Marina Tomé
l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans
マリ-ナ・トメ 女優・演出家
AAFA(フランスの俳優組合)の「50歳の女優のトンネル」委員会

Interview
Ryota Murakami
村上良太

 

☆以下にマリーナ・トメさんの回答の原文を添付します。太字が私の質問です。

 

Pourquoi  y a- t- il a probleme du “Tunnel des 50” en France ? Le japonais pense  que les hommes en France,  en general ,aiment et respectent  les femmes mûres . Qui sont responsables? Les scénaristes ou les producteurs ou …?

 


Répondre à la question pourquoi est assez complexe… Déjà nous pouvons nommer la chose. Notre vécu d’actrices nous a fait cruellement prendre conscience que la femme de 50 ans est sous-représentée dans les fictions. Oui en France, dans les fictions, il existe des personnages féminins jusqu’à disons 45/50 ans et après… Plus rien. Ou presque. Avant d'avoir de nouveaux des rôles de grand mères, après 65 ans ! Il y a cette blague qui circule depuis un moment : « Les femmes à partir de 50 ans développent un super pouvoir, elles deviennent invisibles. Surtout a l’écran». C’est la même chose avec ce que nous appelons “le plafond de verre” en entreprise, où l’on voit des hommes de plus de 50 ans accéder aux postes à très hautes responsabilité, quand à compétence égales, les femmes peinent à atteindre ces sommets. Du coup, le cinéma et la télévision sont le reflet de cette invisibilisation. Je vous cite Mélissa Petit, une des interveantes de notre table ronde, docteur en sociologie, Spécialiste des séniors et des enjeux du vieillissement : ‟De manière générale, les femmes demeurent sous représentées dans les médias par rapport à leur poids dans la société française. Cette sous-représentation prend de plus en plus d’ampleur après 50 ans. Une forme de sexisme de l’industrie du cinéma, s’ajoutant à un jeunisme.” Et je vous cite aussi Mathieu Arbogast doctorant en sociologie. Spécialiste de l’image des femmes de plus de 50 ans dans les séries policières. "Les comédiennes de 50 ans sont très peu nombreuses à la télévision. Elles sont la minorité de la minorité. Il y a une différence très importante entre les acteurs et les actrices, en termes d’âges. Les hommes se répartissent les rôles à tous les âges. Par contre les femmes sont en concurrence pour des rôles très majoritairement destinés à des jeunes ». 

 

Comment est- ce que vous combattrez du “Tunnel des 50” ?

 


Nous on questionne ce phénomène d’invisibilité. Et c’est comme ça qu’on a découvert que : aujourd’hui en France, c’est les chiffres de l’INSEE 2016 : Aujourd’hui en France une femme majeure sur deux, a plus de 50 ans. Mais alors, pourquoi on ne nous montre pas ? Pourquoi cette invisibilité, alors que les femmes de 50 ans, existent bel et bien dans la réalité ?! Depuis un an, à l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans, on cherche, on retrousse nos manches, on nomme le problème, on arrête avec l’omerta. Et si l’AAFA-Tunnel des 50 est labellisé par le ministère des droits des femmes, dans l’opération SEXISME, PAS NOTRE GENRE, c’est parce que le but de cette campagne , c’est justement de rendre visible ce qui est invisible. Alors on retrousse nos manches, il s’agit de mettre en lumière les  stéréotypes sexistes liés à l’âge qui sont reproduits de manière inconsciente dans les fictions. Notre but, c’est de faire bouger le curseur des représentations de femmes de 50 ans dans les fictions. C’est important, pas seulement pour nous comédiennes mais aussi pour toutes les femmes, c’est un enjeu pour la société… Qui n’est pas représenté, n’existe pas. Nos enfants ont besoin de modèles, nos filles ont besoin de modèles de femmes de 50 ans auxquels elles pourront s’identifier, notre société a besoin que les fictions lui donne à voir une représentation des femmes de 50 ans d’aujourd’hui, qu’on lui dise, voilà à quoi elle ressemble, voilà la tête qu’elle a, voilà le corps qu’elle a et voilà ce qui la traverse, la ni jeune-ni vieille, voilà ses rêves, ses ombres, ses peurs, ses audaces, la voilà … Dans toute sa complexité humaine. Le rôle de la fiction est il d’entretenir les idées reçues ou de les bousculer, de les faire évoluer ?



 

Comment est- ce que votre groupe a eté créé  ( AAFA et “ Tunnel des 50”) ?

 

J’ai rejoint la bande de courageux, d’audacieux qui ont fondé l’AAFA il y a deux ans. Association au sein de laquelle j’ai lancé, il y a un an une commission, l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans. Nous sommes une quarantaine, beaucoup de femmes mais aussi quelques hommes, préoccupés comme nous de la situation pour leurs partenaires, leurs collègues comédiennes, qui disparaissent à la cinquantaine. C’est le Tunnel des 50.

   

 

Que est - ce que vous avez fait juscu’ici ? 



- une campagne de sensibilisation par le biais de pastilles vidéos,  diffusée sur les réseaux sociaux. Merci a Souad Amidou pour la réalisation… 



- une enquête medico sociale financé par Audiens, merci à Pascale Denizane qui mène ce dossier avec des médecins des sociologue et des comediens•nes



- un sondage grand public sur la représentation des femmes de 50 ans dans les fictions avec notre partenaire Femme Majuscule. Merci à Murièle ROOS pour son engagement.



- et notre grand évènement: l’organisation d’une rencontre le 6 janvier 17 au Cinéma des Cinéastes où nous avons invités tous nos partenaires de la profession à réfléchir avec nous sur cet " étrange et fabuleux destin du personnage féminin de 50 ans », en compagnie de sociologues, de spécialistes en études cinématographiques, de psychiatre et de casting, real, scénaristes… Nous avons fait un état des lieux, nommer la situation, puis nous avons interroger ce phénomène d’invisibilité, quelles en sont les raisons inconscientes et collectives et pourquoi perdure-t-il alors que la société évolue et enfin nous avons tracer des pistes d’actions possibles. 

- Toutes ce actions, nous les menons en plus de notre travail de comédiennes, de notre recherche de travail… C’est beaucoup, beaucoup de boulot! Mais aussi beaucoup de joie à partager tout ça. Joie parce que de victimes, nous devenons combattantes !!



 

Pourriez-vous parler de votre compagnons d’armes ?

 

Je vous remercie de me poser cette question. Car si j’ai lancé et je mène cette aventure, il n’y a aucun doute sur le fait qu’elle prend aujourd'hui cet ampleur grâce à tout le groupe, les quarante que nous sommes et qui retroussent leurs manches. Je pourrais tous les nommer, chacun chacune apporte sa pierre à notre édifice. Mais aujourd’hui, je voudrais vous parler de l’une d’elles en particulier, oui, ma compagnonnne d’armes, c’est Catherine Piffaretti. Elle m’avait déjà contacté il y a un an via les réseaux sociaux suite à un itw où je brassais ces thèmes dans le remarquable blog des Théâtrices de Mélina Kéloufi, (https://theatrices.wordpress.com/2014/06/22/travail-travail-travail/ ) et dès le début, elle a parlé communication et a pris les choses en main de ce côté là qui moi m’échappe un peu j’avoue… Et puis surtout c’est elle qui a eu l’idée de cette table ronde et en a impulsé le mouvement pendant des mois. C’est une comédienne avant tout bien sûr, mais aussi une femme épatante, elle s’engage à fond, pour l’objectif et pas pour sa personne, elle ne lâche rien,  très intelligente, d’une pertinence remarquable, c’est une visionnaire, une bosseuse, généreuse, et puis drôle, brillante et diablement efficace. Elle a en plus une grande qualité que je n’ai pas, c’est la diplomatie suisse ! On bosse super bien ensemble, on trace, ça avance, on se dit les choses cash, rapide, sans détour, et on rigole beaucoup!!! C’est une très belle rencontre… Que les autres n’en prennent pas ombrage, le travail de l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans lui doit beaucoup, il était temps de l’honorer comme il se doit. Merci Ryota de m’en avoir donné ici l’occasion.



 

Si possible, pourriez-vous parler de votre  expérience et pensée sur ce sujet personnelement  ?

 

«Avec l’âge, les hommes mûrissent et les femmes vieillissent», disait Simone Signoret. Alors je me suis demandé ce que ça voulait dire concrètement... Les gros plans de femmes vieilles sont moches alors que les gros plans des hommes mûrs, sont beaux? Donc les femmes à l’image ont deux solutions soit être jeunes, soit rester jeunes. Surtout ne pas faire son âge, comme si c’était une victoire, comme s’il était « illégal » de correspondre à son âge, c’est absurde… Et c’est violent. Le dernier casting que j’ai reçu pour un téléfilm, annonçait mon personnage ainsi : « une cinquantenaire, sans sexe et sans âge »… J’ai fait de mon mieux et malheureusement… J’ai été prise. Les femmes de 50 ans étant sous-représentées dans les fictions, notre psychisme comble ce vide par des clichés qui datent d’une autre époque. On a vu passé un autre casting récemment : cherche Rosa, 60 ans, la grand-mère gâteau, façon La boom… Mais lorsque Denise Grey a tourné La boom, elles avait 83 ans ! Pas 60 !! Les quinquas d'aujourd'hui n'ont rien à voir avec celles d’hier. Pour changer ces représentations que nous avons, ce qu’il nous faut c’est changer les images que les fictions proposent. 


 

 Marina Tomé
l’AAFA-Tunnel de la comédienne de 50 ans