800万人が暮らすアメリカ最大の都市、ニューヨーク。そのニューヨーク市長選の実質的な決定が来月22日の民主党の大会(ほとんど民主党系の候補なので)と迫る中、ニューヨークタイムズはカトリン・ガルシア候補を推薦すると打ち出しています。彼女は市政のベテランで公衆衛生の分野で活躍してきた人と紹介されています。以下は彼女の30秒PRのTV宣伝映像です。特に過去14年間は緊急事態に活動する職員として注目を集めてきたようです。最後は救急用のガラス箱から出てくるシーンで決めています。このことは前に世論調査で先頭を走っていた台湾系の候補がアンドリュー・ヤン候補が行政・政治経験がないということと対照的です。ヤン候補が大統領選の空気を引きづって大きな構想を語るのと対照的に、ガルシア候補はNYで実際に起きている身近な問題や課題を語っている、という選挙選の焦点の違いが感じられます。
下の映像は3分ほどですが、市政のプロフェッショナルであることを打ち出しています。
※こちらはNBCの4月初旬の報道。主要な候補を紹介しています。ただしガルシア候補は一瞬出てくるだけです。