「ニュースの三角測量」

ニュースを日英仏の3つの言語圏の新聞・ラジオ・TVから読んでいきます。アジア、欧州、アメリカの3つの地点から情報を得て突き合わせて読むことで、世界で起きていることを立体的かつ客観的に把握できるようになります。それは世界の先行きを知ることにもつながると思っています。時々、関連する本や映画などについても書きます。

大坂なおみ選手とサラダの会社Sweetgreen

  テニスの大坂なおみ選手と言えば、日本人の母親を持つ日系アメリカ人のテニス選手ですが、お父さんはハイチ出身のアメリカ人で黒人ということはすでに知られています。その大坂さんは自分の知名度を活用して、黒人差別への反対メッセージをテニス場で示すなど、自分の信念をダイレクトに発信していく人でも知られています。大坂さんは商業広告にも絡んでいますが、しかし、自分の好きではないものには決して関わらない姿勢を示していることがニューヨークタイムズに書かれていました。そんな大坂選手が今、PRしているのがサラダを作って販売している新らしい会社です。スウィートグリーンという名前で、代表はまだ30代半ば。2007年に学生たちが始めた事業だそうです。

www.sweetgreen.com

  大坂さんはこのサラダを3日に一度は食べている、ということです。下のビデオを見ると、ちょっとSubwayをイメージしてしまいましたが、この会社Sweetgreenではきちんと情報を提示して健康な野菜を作っている小さな農家から野菜を買って、コミュニティのために商売をやっていると言っています。生きのいい野菜から好きなものをチョイスして自分の好きなサラダを毎日日替わりでも食べられるようです。そして、家畜への苛酷な扱いに対して反対する姿勢も打ち出しています。

www.youtube.com

  日本人は大坂さんは日本人だと思いたいでしょうが、一方で、社会的なことや政治的なことに発言する俳優や歌手、スポーツ選手などを冷遇する傾向がありますね。ジャーナリズムの世界に生きている人々すら、自分の政治的姿勢を人に見られることを避ける人が大半です。でも、最近、少し勇気を持つ人が出てきたという感じがしませんか。社会が少し変わるような予感がありますよ。

www.nytimes.com