「ニュースの三角測量」

ニュースを日英仏の3つの言語圏の新聞・ラジオ・TVから読んでいきます。アジア、欧州、アメリカの3つの地点から情報を得て突き合わせて読むことで、世界で起きていることを立体的かつ客観的に把握できるようになります。それは世界の先行きを知ることにもつながると思っています。時々、関連する本や映画などについても書きます。

井坂光博・谷口晃聖・Rec Plusごろを著「Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ!動画表現の幅が広がるアイデア集」

 プレミアプロを導入したのは2月ですが、以後、一人で参考書を読みながら、Adobeの動画編集ソフトを勉強中です。私のやっておりますYouTubeチャンネル「フランスを読む」をご覧になった方はお判りいただいていると思いますが、まだごくごく基本中の基本テクニックというか、テクニックというのが恥ずかしいくらいの編集技術しか使えていません。

 そんな中、今読んでいるのが井坂光博・谷口晃聖・Rec Plusごろを著「Premiere Pro 演出テクニック100 すぐに役立つ!動画表現の幅が広がるアイデア集」です。自分でYouTubeチャンネルを実際にやってみて、初めてわかる<使えるようになりたいテクニック>があることに思い至るものです。それまでだったら、パソコン編集である程度つないでおいて、あとは編集スタジオに持ち込んでスタジオの技術者たちに「じゃあ後、やってね!」とお願いするだけで良かったんです!でも、仕事においても予算の関係もあってかなりの完成度まで自分でやらないといけなくなってきたんですね。もちろん、自分で運営しているYouTubeチャンネルなら、予算がないので、技術的なことは基本的に全部、自分でやらざるを得ません。

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 この本、写真入りで頻出する著者のキャラが好きか嫌いかで好感度が異なるでしょうが、私は好感を覚えました。私が学びたい技術というのは、YouTuberの方ならきっと理解いただけると思うんですが、まずはオープニングで使えるテクニックです。YouTubeは最初の30秒くらいで惹きつけないとアウトなので、それだけにオープニングが大切です。私などはまだまだですね。TV業界で30年近く働いてきましたけれど、先述の通り、動画編集の技はスタジオの人にお願いしていましたから、その作業工程に関して言えば技術者的には素人に近いものがあります。で、いろいろ試行錯誤もしていますが、今までとは違ったテクニックにこれからトライしないといけないと思っています。

 で、この本を読むととっても楽しいんですよ。著者が楽しんでやっているので、読者である私にもそれが伝染してワクワク楽しめるのです。この感覚、覚えがあって、それは1990年代に購読していた天野祐吉さんと島森路子さんによる「広告批評」に似ているんです。つまり、比較的短い動画のコンテンツを作る遊び心があるんです。そういう感覚、つまりジャーナリズムというよりもむしろ「映像」という仕事に夢とかワクワク感があったのを今、思い出しています。