Aden Filmsというチャンネルのシチリア島のサンドイッチ屋の動画が面白いです。こんなに中身を詰め込んで大丈夫か、というくらい、野菜やチーズやハムをパンにはさんでいく老店主。今、これを見ながら思い出したのですが、パリのホテルで朝食を食べていると、バゲットの中身の白いところを手で掘り出して捨てるお客さんがいて、驚いたのを覚えています。美味しいのはがわの部分なのですね。パンというと、日本では中の白いところ、という先入観があった私は価値観の逆転に、ちょっと驚いたのでした。このシチリア島の主もパンの中の白いところを捨てています。そこに空洞を作ることで、具材がたくさん挿入できるようになります。この店、小さい店ですが店の前には絶えず行列ができています。しかも、大量に具材を作り置きせず、少しずつ作っていきますね。