米経済は5月に消費者物価指数が5%に跳ね上がっていた問題で、連邦準備制度(Fed)のジェローム・パウエル理事長が会合後にどう声明を出すかが注目されていました。結果は、インフレ加熱の心配はなく、一時的現象と語り、米経済の復活は力強いと発言。そして、バイデン大統領のもと、金融政策に大きな変更はなく、超低金利政策を続けると語りました。
私はパウエル理事長の記者会見を聞いていると、怪獣映画やパニック映画の終わりに出てくる挿入シーンを見ているような気がしてきました。何が言いたいかというと、パウエル理事長の話に安心したということです。
こっちは ↓ ルモンドの報道です。現在5.8%の失業率は年末には4.5%に下がるだろう、ということと、消費者物価指数も来年には2.1%に落ち着くだろう、と。まだ完全な回復には遠いが、少なくとも底を蹴って回復に向かっていることは間違いないとの発言。ワクチンも貢献しているはずです。