YouTubeチャンネル「フランスを読む」は7月から、UPが滞っていました。原因は語り手の方々の多くが夏休みに入ってしまったことと、私自身も忙しくて毎回10分程度の動画とは言え、番組を制作する余裕があまりなかったことでした。YouTuber向けのアドバイス本などを読むと、登録者を増やすためには定期的にUPしないと駄目だ、というのが常識です。ですので、最初は困ったな、と思ったのですが、このチャンネルは金もうけのためにやっているわけではないのです。語り手も撮影編集側も全員が手弁当でやっているがゆえに、仕事やプライベートなこととバッティングしたら、無理せずできるところで一人一人が参加できるところでやるしかないと思うんですね。それが前提だと私は思い、腹を決めました。それに、フランスの良さはバカンスの長さ、そして、長さと関係しますが、心のゆとりだと思うのです。ですので、「フランスを読む」は夏休みがあったっていいじゃないか、とも思うんですね。
さて、昨日UPしました動画はフランスの新しいフェミニズムを唱えたヴィルジニー・デパント著「キングコング・セオリー」について。翻訳にあたった相川千尋さんに語っていただいています。ぜひご覧ください。実は今回、相川さんに扉絵になる「サムネイル」を作ってください、と言われまして、初めてサムネイルを作ってみました。