チリで左派政権が誕生したことを受けて、今後、CIAがどんな手を仕掛けてくるか、また、チリ国内の経済はどうなるのか、など好奇心がかられ、スペイン語を再び勉強する決意をしました。スペインのEl Paisや南米の新聞などをできるだけ読むようにしたいと思います。
米国は1973年に、チリの左派政権を、ピノチェット将軍にクーデターを起こさせてつぶし、その後の独裁と人権弾圧の責任を追っていますが、今、ヒスパニック系は米国で6000万人とも言われ(構成比では人口の18%)、大統領選を左右する勢力になっているだけに1970年代と同じことはできなくなっています。そして、あと20年もすると、白人は少数派に転じます。
以下は、最初にスペイン語をやらねばな、と思い始めたきっかけとなる体験について書いたものです。米取材中に、ヒスパニック系の多さに驚いたことでした。