「ニュースの三角測量」

ニュースを日英仏の3つの言語圏の新聞・ラジオ・TVから読んでいきます。アジア、欧州、アメリカの3つの地点から情報を得て突き合わせて読むことで、世界で起きていることを立体的かつ客観的に把握できるようになります。それは世界の先行きを知ることにもつながると思っています。時々、関連する本や映画などについても書きます。

ジェームス・M・バーダマン著「この言いまわし 英語でなんていう?」

  ジェームス・M・バーダマンは早大教授で、英語学習上のコツを何冊も出版しています。これもその一冊です。実は何年も前から持っていましたが、最近、この本への見方がぐっと変わってきました。もちろん、前から良い本だとは思っていましたが、最近、海外の取材対象者と英語で頻繁にやりとりする中で、過去に認識していなかった英語のニュアンスに富んだ表現に注意するようになったわけでした。

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  同じような参考書を何冊も出しているデイビッド・セイン氏の本には、日本人がよくしでかすコミュニケーション的にまずい英語の例がたくさん取り上げられています。それらを読んで意識が深まったということがありました。意味的に同じであっても、上から目線な表現を知らず知らず日本人が英語で使ってしまっているケースが多々あるらしいです。今まであまり深刻に考えたことがなかったのですが、注意しなくてはいけないなと考えるようになりました。そう思って、このバーダマン教授の本を再読してみると、実に様々なニュアンスの言いまわしが辞書的に多数挙げられているではありませんか。この相手との呼吸を意識したニュアンスを表現する、ということが今私が注意しているところです。ですから、この本は何度も使える良い本だと思います。コミュニケーション上、役立つ表現がびっしりと詰まっているのです。