「ニュースの三角測量」

ニュースを日英仏の3つの言語圏の新聞・ラジオ・TVから読んでいきます。アジア、欧州、アメリカの3つの地点から情報を得て突き合わせて読むことで、世界で起きていることを立体的かつ客観的に把握できるようになります。それは世界の先行きを知ることにもつながると思っています。時々、関連する本や映画などについても書きます。

露軍のウクライナ侵攻 ニューヨークタイムズ続報では

 ウクライナ情勢。 ニューヨークタイムズ続報。ロシア軍が抵抗にあい、少し停滞気味であると書いています。この記事で目を引くのは、ロシア軍の目的がウクライナ政府要人を抹殺することとされ、まだロシア軍が大統領を含めて政府要人の隠れ場所を突き止めることができていない、ということです。これはバイデン大統領が米情報機関の情報を得て、プーチン大統領が本当にやると確信して世界に声明を出した根拠でしょう。

www.nytimes.com

< If Russian intelligence has figured out where Mr. Zelensky and the rest of the Ukrainian leadership are hiding, the Russian military will probably try to take them out with rockets and airstrikes, a senior Biden administration official said in an interview. But if that does not work, Russian forces might resort to urban combat, a more difficult endeavor.>

 それが起きてしまうと、ロシアにとっても、またNATOにとっても、交渉の当事者を失ってしまうわけで、内戦が長期化する可能性がぐっと高まりますから、なんとかウクライナ政府の要人が逃げのびる必要があります。一方で、プーチン大統領の理想通りに事態が集結してしまうと、ロシア自身の民主化への期待もなくなってしまうでしょう。