先日、ウクライナの戦争に関する欧米の2知識人のインタビュー記事をお伝えしましたが、今日はさらにもう2つ。ちきゅう座というネット媒体のもので、書き手は塩原俊彦さん、本を何冊も執筆している方です。特にゼレンスキーとその仲間たちがどういう人物かについて検証しています。ゼレンスキーを筆者は全面否定はしたくないのですが、非常事態をいいことに野党を徹底的に封じていることが問題です。
このような記事を紹介しているからと言って、私はプーチンが好きなわけではありません。むしろ早く民主的な大統領になって欲しいと思っています。ただ、記事を紹介しているのは米国あるいはNATO、さらにはゼレンスキー政権が本当に戦争を回避したかったのか?というところに疑問を感じてきたことがあります。侵略したと言ってロシアを叩きまくっていますが、NATOや米国は避けられる努力をしたとは到底言えない、というのが私の疑問の根っこにあるのです。そうした嘘に妥協する習慣になれてしまうと、その性は必ず習性になります。一歩間違ったら全面核戦争のリスクがある、昔風に言えば剃刀の上を歩くかたつむりが私たちなのです。