中国ではフォックスコンのi-phone工場でも抗議デモ ドイツの報道 その背景にある若者たちの閉塞
中国での抗議運動が連日世界で報じられていますが、今日は台湾のフォックスコンの中国工場(鄭州市)で労働者たちの抗議デモが報道されました。DWは中国の若者たちが大学を卒業しても就職が困難になっており、ある統計ではなんと2010年に24%が大学院に進学していたのに比べ、2020年には58%が大学院での教育を受けざるを得ないとのこと。これはコロナ禍以前から起きていた構造的な問題のようです。マックス・プランク・インスティテュートの中国系のXiang Biao教授(中国の若者について研究)も登場して、目下の中国における競争の激しさについて語りました。 ※(DW)Angry protests erupt at Foxconn factory in China amid COVID curbs | DW Business 別のDWの報道によると、労働者たちが雇用されたものの10日間の隔離をまず求められた上に、ボーナスの支給も遅れているからだとのこと。中国のアナリストFraser Howie氏が登場し、中国工場における労働条件の悪さが根底にあると説明しました。その背後には労賃のもっと安い仕事がインドなどへ移りつつあることがあるとされます。 ※Violent protests against lockdown, working conditions continue at Apple supplier Foxconn | DW News ※アルジャジーラの報道 Why does Beijing persist with its strict zero-Covid policy? | Inside Story(なぜ中国では「ゼロ・コロナ」なのか?) ※ニューヨークタイムズ ヴィヴィアン・ワンによる現地報告Podcast |